営業・管理系

総務

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2020年キャリア入社 商学部卒

家族との時間が増え、ライフプランが立てやすくなり家を買うこともできました。

業界のリーディングカンパニー。自身と誇りを持って働ける期待感が決め手に

私は前職時代、信用金庫に9年間在籍し、預金の窓口を1年、営業を7年、最後は内勤の融資係と事務に携わりましたが、子供が生まれたのを機会に、将来を見据えて転職をしました。自分の成績を優先する営業スタイルに後ろめたさを感じ、これを今後30年続けるのかと思うと心が折れる思いがしたことが理由です。

転職にあたっては、財務の知識が活かせる仕事を探しました。また長年、悩みながら続けてきた営業以外の仕事に携わってみたい思いもありました。

そんな時に白光が出している経理課の求人を見つけ、ここなら経験や知識を活かせるかもしれないと思い応募しました。私は信用金庫に勤めていましたので、中小企業に対して抵抗はありません。むしろ信用金庫で下請けの仕事をしている会社を見てきて、日本を支えているのは中小企業だと思っていました。

白光は中小企業の中でも、はんだこてのリーディングカンパニーです。はんだこてはニッチな市場ですし、会社の規模は小さいかもしれませんが、自信と誇りを持って働けると思いました。また事務職の初任給はキャリア採用でも低めに設定されるのが一般的だと聞いていましたが、提示された年収は思っていた以上に高かったです。リクルーターの方からは「未経験でこの条件は破格」と言われたほどです。

入社後、1年間は経理課で仕事をしましたが、2年目以降は総務課で仕事をしています。経理課に所属していた時は原価計算を見直そうとしていたタイミングでしたので、役に立てたという思いはありました。それだけに異動の辞令をいただいた際は、驚きとともに戸惑いもありました。詳しく話を聞けば「総務課に数字に強い人が欲しい」という前向きな辞令でしたが、総務課の業務しごとをよく理解していなかったため漠然とした不安は残っていました。結果としては、自分には総務課の仕事の方が合っていた実感がありますし、現在は充実した毎日を過ごしています。

感謝される喜び。大切にしているのは現場の声を聞いて信頼関係を築くこと

総務課には幅広い仕事があります。その中で私が担当しているのは、各工場を含めた建物設備と社用車の管理、また、課の予算策定や、月々の予算に対する数値結果の報告書作成、月初に開く定例会議向けの資料作りなどです。最近は補助金申請も重要業務の1つです。

財務知識が生きるのは予算策定や投資案件を進める時です。当社は3月決算で、12月か1月ぐらいから来期4月以降の予算を立てます。これまでおおまかに決められていた予算が私が入ることで正確性が高まりました。また数千万クラスの大規模な投資案件の時は、しっかり予定を立てて取捨選択しなければなりません。

総務課に異動してからは、社内の様々な方々と接して会話をする機会が増えました。社員の皆さんから、感謝やお褒めの言葉をいただくことも少なくありません。新しい設備や現場の機械導入の際には、業者との交渉、現場への事前説明が必要です。そういった根回しをして、思った通りに設備を導入できた時に「ありがとう」と感謝されることや、「N君に任せてよかった」「N君が担当だから安心して任せられる」とおっしゃっていただけることが非常にありがたいです。

その一方で、総務は会社の根幹を担う、重責ある仕事であることも感じています。特に設備は、社員の命に関わります。消防設備が作動すべき時に作動しなければ大惨事につながる可能性があります。責任の重さを感じて怖くなることもありますし、見逃していたら重大事になっていたかもしれないと冷や冷やすることもあります。幸い火災などの事故は起きていませんが、どこかの工場で事故や火災が起きたというニュースが流れてきたら、何が原因か気になるようになりました。

気をつけていることは勝手な先入観を持たず、現場の話を聞くことです。自分たちで散々練った案を現場で見ていただいたら、全くの見当違いで、受け入れられなかったこともありました。小さなことだから大したことはない、これで良いだろうと思っていたら、現場の人たちはこんな風に考えていたのかと知って間違いに気付かされることもあります。

私は10分で終わるようなことでも必ずアポイントを採って現場を訪ねて、話を聞くようにしています。そういうことを繰り返していたら、現場の方から声をかけてくれることも増えてきました。ときには失敗もありますし、苦情をいただいて後悔することもありますが、普段から一生懸命やっていると大目に見ていただけることがありますので、普段からコミュニケーションをと採って信頼関係を構築することは大切だなと思います。

総務課は縁の下の力持ち。現場が仕事に集中できるよう邁進するだけ

業務を通して仕事に誇りを感じる機会もあります。補助金申請では自社の強みや製品をアピールしなければならない場面があります。その都度、現場の方や営業の方にヒアリングをするのですが、話を聞いていると、はんだこてという分野におけるトップ企業であることを実感します。

補助金の申請が通った時に審査員に理由を訪ねると、世の中に必要とされる会社や技術であるかどうかは評価の対象となるとおっしゃっていました。実際、これまで補助金申請で採択されなかったことはありません。

総務課は縁の下の力持ちです。現場の方々にとってはマイナスはありえず、できることが当たり前です。その中で私がすべきことは、現場の方が少しでも気持ちよく、仕事に集中していただけるように邁進することです。スピードとクオリティを高め、今以上に感謝される仕事をすることが、当社のはんだこてを使うユーザーのためにもなると考えています。

私は白光に入ってカルチャーショックを受けたことがあります。肩書きで呼び合うことが当たり前だと思っていましたが、当社は「さん付け」で呼び合います。最初は違和感がありましたが、慣れたらコミュニケーションが取りやすくなりました。困ったことがあった時も気構えずに相談できる点が、お勧めしたいポイントの1つです。

また、挨拶を大切にしているところも自慢の1つです。本社や工場に出入りする工事業者の方々からは、ご来社時にすれ違う全ての社員が「いらっしゃいませ」と声をかけてくれる会社は珍しいと言われます。会社の理念が全体に浸透していることを実感します。

以上のことを含め、私は転職して良かったと感じています。有給休暇も取りやすくなり、残業も少なくなり、家族との時間を増やすこともできました。収入が増えてライフプランも立てやすくなり、家を買うこともできました。本社と堺工場には社員食堂があり、作りたてのお昼ご飯が食べられることも有り難いです。綺麗なオフィスや通勤しやすいロケーションも魅力です。

総務課の仕事に向いているのは、明るく、気の利く人です。「誠意和合」という社訓もありますので、それを体現できるような相手を思いやれる方のご入社をお待ちしています。

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